迫真のダイアログ
セリフやヴォーカルのほとんどを再生するセンター・スピーカーは、ホームシアターのリアリティを高めるための最も重要な役割を担っています。MXT35は、新開発のトゥイーターとウーファーにより、リスナーがどこに座っていても明瞭で実在感に満ちたダイアログをお届けします。

ハイレゾ対応のテリレン・ドーム・トゥイーター
Monitor XTシリーズは、上位モデルであるSignature Eliteシリーズと同様に、40kHzに至る超高音域までをカバーする2.5cmのテリレン・ドーム・トゥイーターを搭載しています。普及が進むハイレゾ対応ストリーミングサービスや、最新映画の高品位なサウンドトラックを忠実に再生する、クリアで高精細な高音域を実現しています。

透明感が高く、伸びやかな低音再生
Polk Audioのスピーカーの大きな特徴である、豊かで深みのある低音再生能力は、Monitor XTシリーズにも確かに受け継がれています。MXT35は、4基の7.5cmダイナミック・バランス・ウーファーと、緻密に調整されたフロント左右のバスレフポートにより、クリーンでオープンな中音域とパンチの効いたレスポンスの良い低音をお届けします。歪みが少ないため、俳優のセリフやヴォーカルの歌声が周囲の音に埋もれることなく明瞭に耳に届き、映画のサウンドトラックや音楽をリアリティ豊かに再生します。

シームレスなサラウンド空間
Monitor XTシリーズのスピーカーは、シリーズを通して音色のマッチングが図られているため、どんな組み合わせでも全方位のサウンドがシームレスにつながる理想的なホームシアターシステムを構築することができます。さらに、ハイトモジュールのMXT90をシステムに追加すれば、高さ方向にも空間が広がるイマーシブサウンドを存分に楽しむことができます。

Other Features
・Hi-Res Audio 認証取得
・アンプへの負荷が軽い高感度設計
・音質への影響が小さく、見た目にもクリーンなグリル
・5年間の製品保証


初めてのスピーカーにもオススメ！手ごろでも“高音質”なモデル

米Polk Audioのスピーカーが、国内のオーディオファンの間で好評を博している。その勢いをさらに加速させるであろうシリーズが、ラインナップで最も手ごろな「Monitor XT」である。

その実機を体験したところ、手ごろなプライス、ラインナップの豊富さ、そして音質の良さという、大きく3つの点に驚いた。日本再上陸に合わせて登場した「Reserve」と、続いて発売された兄弟機「Signature Elite」も手の届きやすいスピーカーだったが、本シリーズはさらに下のレンジに属している。

またラインナップも豊富で、ブックシェルフスピーカーは2タイプ、フロアスタンディングタイプも2タイプから選べる。加えて、2種類のセンタースピーカー、ハイトモジュールスピーカー、2種類のサブウーファーといった、全9モデルが用意されている。

そして最後に、これがいちばん大切なことであるが、予想を超えるしっかりとした音質を持っていた。つまり「安かろう悪かろうではない」ではないスピーカーなのだ。コストパフォーマンスの高さで、本機を上回るモデルは少ない思う。

文：土方久明

※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。

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