【2023年】防犯カメラのおすすめ7選 屋外・屋内設置モデルを紹介
防犯対策や犯罪抑止におすすめです。

更新日:2023.05.31

防犯カメラのイメージ

盗難などの被害にあった際、犯人を探す有力な手がかりとなるのが「防犯カメラ」です。犯罪抑止効果も期待できるため、オフィスや店舗をはじめ個人宅に設置するケースも増えています。今回は防犯カメラの選び方について詳しく解説。おすすめのモデルもご紹介するので、導入を検討している方はチェックしてみてください。

防犯カメラの選び方@|設置場所や接続方法など

屋外と屋内どっちに設置するか確認する

防犯カメラの選び方@|設置場所や接続方法など 屋外と屋内どっちに設置するか確認する

玄関やガレージなど屋外に防犯カメラを設置する場合は、防塵・防水性能をよく確認しましょう。風雨にさらされる環境下でも安心して使用できるため、IP66等級以上ある商品がおすすめです。また、電源の確保が困難な場所であれば、ソーラー充電機能搭載モデルを選んでみてください。

店舗や自宅の室内に設置するなら、動作検知機能があると便利。閉店後や外出中など離れた場所にいても、異常を知ることが可能です。

電源タイプをチェック

防犯カメラの選び方@|設置場所や接続方法など 電源タイプをチェック

防犯カメラを稼働させるためには、電源が必要です。一般的な防犯カメラは有線で充電するので、近くにコンセントの有無を確認しましょう。一方でバッテリー式の場合、充電する手間は生じるものの、コンセントの位置を気にせず設置できます。

また、屋外設置モデルには、太陽光で発電することができるソーラー式のモノもあるので、設置場所や運用方法を考慮して最適なモデルを選びましょう。

電源・配線工事不要のPoE対応モデルに注目

防犯カメラの選び方@|設置場所や接続方法など 電源タイプをチェック 電源・配線工事不要のPoE対応モデルに注目

PoEとは「Power over Ethernet」の略。防犯カメラの電源をLANケーブル経由でとれるのが特徴です。コンセントの有無や位置を気にする必要はありません。設置場所が柔軟に決められるほか、シンプルに配線できるといったメリットがあります。

一方で、PoE非対応モデルに比べ、価格が高いのがデメリット。PoE対応のハブやLANケーブルも必要なので、あらかじめ留意しておきましょう。

接続方法をチェック

防犯カメラの選び方@|設置場所や接続方法など 接続方法をチェック

防犯カメラの接続方式には、有線方式とWi-Fiを利用したワイヤレス方式の2種類が存在します。有線方式は安定して接続できるのがメリット。ただし、LANケーブルを引き回すために、壁などに穴を開ける必要があります。

一方の無線方式は、穴あけ工事が不要で容易に繋げられる反面、Wi-Fiジャミングで撮影を妨害される可能性がある点には注意が必要です。両方のメリットとデメリットをよく考慮したうえで選んでみてください。

撮影範囲に合わせて設置台数をチェック

防犯カメラの選び方@|設置場所や接続方法など 撮影範囲に合わせて設置台数をチェック

より広い範囲を撮影する場合、複数の防犯カメラが必要になるケースもあります。具体的な台数は設置する場所や死角の数によって決まるため、撮影角度の広いドーム型のカメラであれば、設置台数を減らすことも可能です。

また、カメラの台数が多くなると、必要なモニターや録画機器の台数も多くなります。その分の費用やスペースも用意したうえで、防犯カメラの購入を検討しましょう。

防犯カメラの選び方A|本体の形状や性能

防犯カメラ本体の形状をチェック

防犯カメラの選び方A|本体の形状や性能 防犯カメラ本体の形状をチェック

防犯カメラの本体形状には、主にドーム型・ボックス型・バレット型の3タイプがあります。ドーム型は小型で目立ちにくいのが特徴。威圧感が少ないため、商業施設や一般の住宅などにおすすめです。

ボックス型は名前の通り四角い箱型、またバレット型は砲弾形状をしています。どちらも比較的大型で存在感があるのが特徴。侵入者の目に付きやすいので、犯罪抑止効果が期待できます。

画質に関わる“画素数”をチェック

防犯カメラの選び方A|本体の形状や性能 画質に関わる画素数をチェック

防犯カメラ選びでは、画質の良さも考慮しましょう。撮影角度の広いカメラであっても、画質が悪いと撮影した不審者の顔や服装などを確認できないことがあります。

画質は、画素数の高いモノほど鮮明に映るようになっていて、フルHD対応の200万画素クラスのモノであれば、顔や服装まで鮮明に撮影可能です。不審者の姿を少しでも鮮明に撮影したい方は、防犯カメラの画質にもこだわりましょう。

しかし、高画質であるほどデータ量が増えるため、遅延が発生する可能性があります。常に映像を確認するのであれば、遅延の少ない画素数を抑えたアイテムを選ぶのがおすすめです。

死角を減らすなら“広角レンズ搭載モデル”がおすすめ

防犯カメラの選び方A|本体の形状や性能 死角を減らすなら広角レンズ搭載モデルがおすすめ

カメラの死角を減らしたい方は、撮影角度の広い広角レンズ搭載モデルがおすすめです。60〜100°の画角があり、1台のみで広範囲の撮影が可能。広範囲をカバーできるため、防犯カメラの購入台数を少なくし、コストを削減したい場合にも役立ちます。

広範囲を撮影するので、人物が小さく映りがちですが、行動の一部始終を撮影できるのがメリットです。

夜間撮影対応かチェック

防犯カメラの選び方A|本体の形状や性能 夜間撮影対応かチェック

暗い夜間の不審者対策には、夜間撮影機能を搭載したモデル選びが大切です。「赤外線撮影機能」を備えたモデルは、光の少ない暗い場所でも不審者の顔や服装を確認できるほどの高画質撮影が可能。

さらに、センサーライト搭載モデルは、近寄った人を感知して点灯するので、不審者に対し警告できるメリットがあります。

音声録音機能をチェック

防犯カメラの選び方A|本体の形状や性能 音声録音機能をチェック

防犯カメラには、本体内蔵マイクで物音や声を収録できるタイプがあります。より正確な状況を把握するために映像だけでなく、音声もあわせて録音したい方は、マイク機能搭載の防犯カメラがおすすめです。

また、スピーカーを備えたタイプは不審者に対して声かけや威嚇が可能。相手と直接対峙せずに声を届けられるので安心です。

防犯カメラの人気メーカー

パナソニック(Panasonic)

防犯カメラの人気メーカー パナソニック(Panasonic)

家電やパソコンをはじめ車載関連や住宅設備など、幅広い分野の商品を取り扱う総合電機メーカー。防犯カメラは、エントリーモデルから性能重視のモノまで、豊富なラインナップを展開しています。

撮影部位により圧縮率を変えてデータ量を削減する「顔スマートコーディング」や、移動する車のナンバープレートを見やすく調節する「インテリジェントオート(iA)」といった高い独自技術を有するメーカーです。

セレン(SELEN)

防犯カメラの人気メーカー セレン(SELEN)

セレンは防犯カメラをはじめ、防犯ブザーや防災用品などのセキュリティ製品を取り扱うメーカーです。フルハイビジョンからアナログ映像まで、多種多様な防犯カメラを取り揃えているので、使用環境や予算に合ったモノを検討できます。

防塵・防水機能や、映像の乱れを減らせる機能などを搭載したタイプもラインナップ。映像にノイズが入りやすい屋外での撮影や、ワイヤレスでの撮影を想定している方におすすめです。

マザーツール(Mother Tool)

防犯カメラの人気メーカー マザーツール(Mother Tool)

マザーツールは産業用計測器を手掛けるメーカーですが、そのノウハウを活かして1996年より監視カメラシステム市場へ参入、オフィス、商業施設の他、工場における作業効率化・安全対策・事故防止等の用途にもシステム提供の幅を広げています。

防犯カメラのおすすめ|屋外設置向けモデル

セレン SAH-G272

セレン SAH-G272

高い防塵・防水性能を搭載した、ボックス型防犯カメラ。風雨への耐性が高いうえに赤外線投光器も内蔵しているので、屋外での24時間撮影におすすめです。

カメラの各種設定は付属のレコーダーでおこなえるため、設定を変えるためにカメラを外す手間がかかりません。有効画素数は、フルHDの約210万画素あり、鮮明な動画を記録できるのも大きな魅力です。

マザーツール MTD-W308AHD

マザーツール MTD-W308AHD

フルHD画質での録画ができる、ドーム型の防犯カメラです。夜間の撮影も可能にする赤外線照射機能や、夜間の撮影モードを白黒に切り替えられる「デイ/ナイト機能」を搭載。

さらに、白とびを防ぐことができるホワイトバランス機能なども備えています。周囲の状況はもちろん、被写体の顔を鮮明に記録したい方におすすめです。

サンワサプライ CMS-SC01GY

サンワサプライ CMS-SC01GY

ベルトで取り付けられる、乾電池式の防犯カメラです。単3形乾電池8本で動作するので、電源の確保が難しい場所の設置におすすめ。柱などに巻き付けるため、ネジで天井などに取り付ける防犯カメラに比べると容易に設置できます。

本体は防水設計に加え、温度変化を感知するセンサーを搭載。温度変化を感知すると、自動で最大20m先の動体を捉えて撮影を開始するので、屋外での使用にも最適です。

TP-Link「Tapo C310」

TP-Link「Tapo C310」

有線とWi-Fi、両方に対応したモデルです。お手ごろながらIP66等級の高い防塵・防水性能を搭載。屋外設置が可能な、気軽に購入できる防犯カメラを探している方におすすめです。専用のスマホアプリをインストールすれば、離れた場所からリアルタイム映像の確認をはじめ、動画の保存や再生がおこなえます。

さらに、マイクとスピーカーを内蔵しており、双方向通話が可能。外出中に宅配便が届いた場合でも対応できるので便利です。

マザーツール MTW-SD02FHD

マザーツール MTW-SD02FHD

不審者の監視はもちろん、録画もしたい方におすすめの防犯カメラです。SDカードスロットを搭載しており、最大256GBのSDカードが使用可能。フルHD(1080p)解像度の撮影に対応しているので、鮮明な映像が記録できます。

また、赤外線投光器を内蔵しており、昼夜問わず監視できるのも便利なポイントです。ただし、赤外線照射時は白黒撮影となるため、導入を検討している方はあらかじめ留意しておきましょう。

防犯カメラのおすすめ|屋内設置向けモデル

マザーツール MTD-E716AHD

マザーツール MTD-E716AHD

レンズの向きが見えにくいスモークカバーを施したドーム型防犯カメラです。不審者に撮影していることを悟られたくない方や、1台のカメラで広い範囲をカバーしたい方におすすめ。

電子感度アップ機能を搭載しているので、薄暗い室内でも人物を判別しやすい鮮明な動画を記録できます。ハイビジョン画質で録画できるアナログAHDカメラを採用しているため、デジタルタイプに比べて低価格な点が魅力です。

エコデバイス「E-Code HOME」EIPC-117E

エコデバイス「E-Code HOME」EIPC-117E

お手ごろながらフルHD解像度での撮影に対応した防犯カメラです。気軽に購入できる商品を求める方におすすめのモデル。Wi-Fi接続に対応しており、スマホから室内の様子がリアルタイムで確認できます。留守番中の子供やペットの見守りにピッタリです。

microSDカードへの録画が可能。動体検知機能も備えているため、不在時の防犯用途にも活躍します。

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防犯ダミーカメラを取り付けるメリットは?

防犯ダミーカメラを取り付けるメリットは?

ダミーカメラとは、本物の防犯カメラに似せて作られたニセモノのカメラです。見た目がそっくりなため犯罪抑止効果が期待できるなど、予算を抑えて防犯対策を実施したい場合にピッタリのアイテム。ただし、窃盗犯によっては配線の有無やホコリの付着具合で、簡単に見破られる可能性があります。

5,000円前後で購入できるお手ごろなモデルも発売されているので、できるだけ本物を導入するのがおすすめです。

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担当者からひとこと

防犯カメラを導入する際には、設置場所や接続方法、性能など事前にチェックすべきポイントがいくつかあります。確認を怠ると必要な場所に設置できなかったり、工事に予想外の出費が発生したりする可能性があるので注意が必要。本記事も参考に目的や用途に合ったモデルを選んでみてください。

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