【2023年】温水洗浄便座のおすすめ7選 TOTOのウォシュレットなどの人気モデルや節水・節電に優れたモデルを紹介

更新日:2023.06.20

温水洗浄便座のイメージ

用を足したあとに温水で洗浄できる「温水洗浄便座」。寒い季節はもちろん、トイレを快適に使用したい場合に便利なアイテムです。

TOTO・LIXIL(INAX)・パナソニックなどからさまざまなモデルが発売されているので、購入する際はどれを選んでよいか迷ってしまうかもしれません。そこで今回は、おすすめの温水洗浄便座を紹介します。

温水洗浄便座とは?

温水洗浄便座とは?

「温水洗浄便座」とは、温水でおしりを洗浄したり便座部分をあたためたりする機能を備えたモノ。「ウォシュレット」や「シャワートイレ」とも呼ばれますが、ウォシュレットはTOTO、シャワートイレはLIXILの商標登録名で、これらを総称して温水洗浄便座と呼ぶのが一般的です。

また、便座があたたかくなる機能のみを備えた商品は「暖房便座」と呼ばれます。

温水洗浄便座の選び方

方式をチェック

貯湯式|手頃な価格が魅力

温水洗浄便座の選び方 方式をチェック 貯湯式|手頃な価格が魅力参照:三栄水栓

「貯湯式」の温水洗浄便座は、本体に貯湯タンクを内蔵しているタイプです。比較的昔からある温水洗浄便座で、タンクに溜めた水を常時あたためて使用します。また、便座のあたため方は、ヒーターによって常にあたためる保温式です。

ただし、タンク内のお湯を出し切ると水しか出なくなってしまう点や、タンクがある分厚みが出てしまう点には注意が必要。常に水をあたためておくタイプなので、瞬間式に比べると電気代もかかりがちです。ランニングコストを抑えたい場合は機能を備えたモデルを選びましょう。

貯湯式は構造がシンプルなため、リーズナブルなモデルが多いのがメリットです。

瞬間式|連続使用も安心

温水洗浄便座の選び方 方式をチェック 瞬間式|連続使用も安心参照:東芝

「瞬間式」の温水洗浄便座は、洗浄で使用する分だけその都度あたためるタイプ。貯湯式のようにお湯切れの心配なく使えるのがメリットです。本体価格は高めですが、不使用時に電力を節約できるのがポイント。ランニングコストを抑えたい場合にもおすすめです。

また、タンクがない分、スリムにデザインされているのも魅力。高機能なモデルも数多く発売されています。しかし、便座をあたためる際に貯湯式と同じ保温式を採用している製品もあるので注意が必要。省エネ性能にこだわりたい方は、シャワーと便座の両方を瞬時にあたためる「W瞬間式」のモノを選びましょう。

リモコンの位置をチェック

温水洗浄便座の選び方 リモコンの位置をチェック

温水洗浄便座を操作するためのリモコンは、本体の脇にくっついている「袖リモコン」と、壁に設置する「壁リモコン」があります。

袖リモコンの場合は、温水洗浄便座本体に通電するだけでリモコンを動かすことが可能。袖リモコンは手頃なモデルに多く、少々ホコリがたまりやすいですが、壁に穴を開ける必要がないので賃貸でも使いやすいことが特徴です。

一方で、壁リモコンはハイグレードモデルに多く、壁にリモコン固定用のビス穴を開けて設置するため、便器周りがスッキリします。袖リモコンより機能が充実しているモデルも多いので、ぜひチェックしてみてください。

少しでもコスト抑えたい企業様は省エネ機能をチェック

温水洗浄便座の選び方 電気代が気になる方は省エネ機能をチェック

温水洗浄便座は、水をあたためる際に電力を消費します。常時便座をあたためておく電気代が気になる場合は、事前に省エネ性能をチェックしておくのがおすすめ。パナソニックの「かしこく節電 スマート暖房便座」やTOTOの「タイマー節電」、LIXILの「ワンタッチ節電」など、メーカーごとに独自の節電機能を備えています。

オート開閉機能搭載だと便利

温水洗浄便座の選び方 オート開閉機能搭載だと便利

温水洗浄便座を購入する際は、「オート開閉機能」を搭載しているかも事前にチェックしておくのがおすすめ。オート開閉機能とは、便器に近づいた際に自動でフタや便座が開き、離れたら閉まる機能のことです。

フタや便座を触れずに持ち上げられるのが魅力。手を汚さず衛生的に使用できます。また、フタや便座の下げ忘れを防止したい場合にも便利です。

トイレのニオイが気になるなら脱臭機能をチェック

温水洗浄便座の選び方 トイレのニオイが気になるなら脱臭機能をチェック 参照:TOTO

トイレのニオイを抑えたい場合は、「脱臭機能」を搭載した温水洗浄便座がおすすめです。便座に脱臭フィルターを備えており、便器内にこもったニオイをファンで吸い込んで軽減できるのが特徴。複数人でトイレを使用する場合はもちろん、来客時にも便利です。

また、センサーに反応して脱臭を開始するような高機能なモデルもあります。

おしりの負担を軽減する温風乾燥

温水洗浄便座の選び方 おしりの負担を軽減する温風乾燥参照:パナソニック

「温風乾燥」は便座から温風が出てくる機能で、洗浄したあとにおしりをやさしく乾かせます。洗浄したあとにまずはトイレットペーパーでおしりに付いた水滴を軽く拭き取り、温風乾燥を行うことでおしりを清潔に保つことが可能です。

特に、痔でおしりをトイレットペーパーでこするのがつらいときなどに役立ちます。おしりの不快感を少しでもなくしたいのであれば、温風乾燥機能が備わったモノがおすすめです。

お手入れのしやすさもチェック

温水洗浄便座の選び方 お手入れのしやすさもチェック

温水洗浄便座を購入する際は、お手入れのしやすさも考慮して選ぶのがポイントです。「自動洗浄機能」を搭載した上位モデルであれば、用を足したあとに立ち上がるだけで自動的に便器の洗浄が始まります。

さらに、便器にコーティングを施したモデルやノズルの素材にステンレスを採用したモデルも汚れが付きにくく便利です。

また、掃除のしやすいシームレス形状のモノやフタの着脱が可能なモノもおすすめ。汚れやすいノズルにクリーニング機能を備えているモデルであれば、掃除にかかる手間をさらに軽減できます。

温水洗浄便座の人気メーカー

TOTO(トートー)

温水洗浄便座の人気メーカー TOTO(トートー)

「ウォシュレット」の商標登録名で知られるTOTOの温水洗浄便座は、使用前に便器内部に水を吹きかけて汚れにくくする「プレミスト」と呼ばれる機能が人気。汚れを付着しにくくするこが可能です。「ウォシュレット」使用前後に水でノズルを洗浄する「セルフクリーニング」機能を搭載したモデルもあります。

また、隙間や段差が少ないシームレスなデザインを採用したモデルが多いのもポイント。お手入れの手間を軽減したい場合にもおすすめのメーカーです。

TOTOの温水洗浄便座を見る

Panasonic(パナソニック)

温水洗浄便座の人気メーカー Panasonic(パナソニック)

「パナソニック」の温水洗浄便座は、省エネ性能の高さが魅力です。「ビューティ・トワレ」と呼ばれるシリーズを展開。使わない時間を学習して節電できる「かしこく節電 スマート暖房便座」搭載モデルを発売しています。

また、多くのモデルにステンレスノズルを採用しているのもポイント。「Ag+抗菌便座」を採用したモノもあり、清潔に使用できます。

パナソニックの温水洗浄便座を見る

INAX(イナックス)

温水洗浄便座の人気メーカー INAX(イナックス)

「LIXIL」の水回り製品ブランド「INAX」の温水洗浄便座は、「シャワートイレ」の名前で有名。継ぎ目を失くして汚れの入り込みを抑える「キレイ便座」を採用しています。

また、自動でモードを切り替える「Wパワー脱臭」機能を備えているモデルがあるのもポイント。着座中にはパワー脱臭モード、立ち上がったあとに自動でフルパワー脱臭に切り替わります。しっかりと嫌なニオイを抑えられる点もおすすめです。

INAXの温水洗浄便座を見る

温水洗浄便座のおすすめ|貯湯式

TOTO「ウォッシュレット Kシリーズ」TCF8CK68

TOTO「ウォッシュレット Kシリーズ」TCF8CK68

「オートパワー脱臭」機能を備えた貯湯式の温水洗浄便座です。使用後に自動で脱臭からパワー脱臭に切り替わるのが特徴。効率よく嫌なニオイを抑えます。

また、「便座・便ふたソフト閉止」機能が搭載されているのもポイント。便座やフタがゆっくりと閉まるため、音がほとんどしません。さらに、本体を便座から簡単に取り外せるのもメリット。拭きにくいところもキレイにできます。

パナソニック「ビューティ・トワレ」DL-ERX20

パナソニック「ビューティ・トワレ」DL-ERX20

清潔に使い続けられる温水洗浄便座です。ステンレスノズルに付いた汚れを落とす「ノズル除菌クリーニング」機能を搭載。本体は継ぎ目のないフラットデザインを採用しており、お手入れしやすいのが魅力です。キレイな状態を保ちやすい工夫が施されています。

また、温水洗浄便座の使用時間帯を学習して、使っていないときに節電する「かしこく節電 スマート暖房便座」機能を搭載。就寝中や外出しがちな時間帯のムダな電力消費を減らします。操作パネルは袖リモコンタイプなので壁に穴を開ける必要がなく、賃貸住宅にもおすすめです。

東芝「CLEANWASH(クリーンウォッシュ)」SCS-TRK2000

東芝「CLEANWASH(クリーンウォッシュ)」SCS-TRK2000

洗浄水に気泡を混入させて洗う「エアイン水流」搭載の温水洗浄便座です。洗浄の強さを4段階で調節可能。使用する人に合わせてノズルの位置を前後7段階で調節できるので、家族の多い家庭におすすめのモデルです。

ステンレスノズルを採用し、キズつきを気にせずお手入れできるのも便利。ボタンを押すと自動でノズルが伸びて止まる「らくらくノズル掃除モード」や、「オートノズルクリーニング機能」を搭載しています。

温水洗浄便座のおすすめ|瞬間式

TOTO「ウォシュレット KMシリーズ」TCF8CM57

TOTO「ウォシュレット KMシリーズ」TCF8CM57

便器に汚れが付きにくい瞬間式の温水洗浄便座です。「プレミスト」と呼ばれる技術を採用しており、便器内の汚れを抑えられるのが特徴。着座した際に自動でミストが噴射され、便器内部に水のクッションを作ります。

また、袖なしデザインなのもポイント。便座周りがスッキリとしています。

パナソニック「ビューティ・トワレ」DL-PRTK10

パナソニック「ビューティ・トワレ」DL-PRTK10

汚れ抑えられるだけでなく、キズも付きにくいステンレスノズルを搭載した瞬間式の温水洗浄便座です。抗菌効果の高い「Ag+抗菌便座」を備えているのが特徴。銀イオンを練り込んだ抗菌技術によって、菌の繁殖を抑える効果が期待できます。

また、凹凸の少ない操作面を採用しているのもポイント。汚れをサッと拭き取れます。

INAX「シャワートイレ RAシリーズ」CW-RAA2

INAX「シャワートイレ RAシリーズ」CW-RAA2

「おしりターボ洗浄」機能を搭載した瞬間式の温水洗浄便座です。ボタンを1度押すだけで、シャワーを最大流量に変更できるのが特徴。多くの水でおしりをしっかりと洗えます。

また、「Wパワー脱臭」機能を備えているのもポイント。着座中にはパワー脱臭、立ち上がった際にはフルパワー脱臭に切り替わり、効果的に嫌なニオイを抑えられます。

東芝「CLEANWASH(クリーンウォッシュ)」SCS-SCK7000

東芝「CLEANWASH(クリーンウォッシュ)」SCS-SCK7000

「袖リモコン」を採用している瞬間式の温水洗浄便座です。便座本体にリモコンが付いており、壁に穴を開けずに使えるのが特徴。賃貸住宅に住んでいる場合にも便利です。

「オート脱臭」機能を搭載。着座するたびに自動で脱臭運転が開始して、立ち上がった1分後に自動で停止するので、いつでも快適に使用できます。

温水洗浄便座の売れ筋ランキング

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購入前に取り付けできるか確認しよう

コンセントの有無

購入前に取り付けできるか確認しよう コンセントの有無

温水洗浄便座を使うには電気が必要なので、コンセントがトイレにあるかどうか確認しましょう。特殊なコンセントである必要はなく、普通の家庭用のコンセントがあれば問題ありません。

ただし、コンセントがトイレ内にない場合は、トイレの外にコードを伸ばすか、専用の電源コンセントを設置するために電気工事を行う必要があります。

便器のタイプとサイズ

購入前に取り付けできるか確認しよう 便器のタイプとサイズ参照:東芝

温水洗浄便座が設置できるタイプは、背面にタンクのある「一般洋式便座」と、タンクと便器が一体型となっている「ワンピース型便器」が主流です。三角タンクのある「隅付タンク式腰掛便器」は給水管の長さなどの条件があるので、タンクの位置によっては付けられないことがあります。

最近のモデルはサイズが共通化されているため、ほかメーカーの便器であっても取り付けられることが多いです。便座固定穴の幅が14cmで、穴が貫通しているかが重要。必ずチェックしてから購入しましょう。しかし、角ばった便座や、便器・便座・タンクが1セットになった一体型の便座、タンクレスのトイレだと使えないこともあります。

また、自動洗浄やリモコン便器洗浄などの機能を備えた製品は、タンク内に専用部材を設置する必要があり、対応する便器が限られているので注意しましょう。基本的に温水洗浄便座は自社の便器に設置することを前提に設計されています。

給水栓

購入前に取り付けできるか確認しよう 給水栓

温水洗浄便座を購入する際は、給水栓のタイプも事前にチェックしておくのが重要です。付属している部品のみで取り付けられるタイプであれば問題ありませんが、給水栓のタイプによっては追加でパーツが必要になる可能性があります。

マイナス溝タイプ・ハンドルタイプ・内ネジタイプなどの給水栓であれば、付属品のみでの取り付けが可能。反対にフラッシュバルブタイプや水栓がないタイプはオプションのパーツが必要です。

ビックカメラでは温水洗浄便座の取り付け工事や見積もりも承っているので、取り付けられるか不安だなと思った場合は気軽にお申し込みください。

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