ZE3000では、イヤホンの筐体内部の音響空間の圧力を最適化し、筐体外部へのベント無しで有線イヤホンと同等の音作りを可能にする「f-Link（エフリンク）ダンピング機構」を新たに開発し搭載しました。この機構によって、防水性能と低域の適切な音作りを両立することが可能になり、過去にE3000で実現した、強調された帯域を作らない自然な音作りを完全ワイヤレスイヤホンで実現することができました。
また、超低歪を実現した新設計のドライバーユニット「f-Core for Wireless」を完成させました。これにより、他の音に埋もれて聴こえにくかった一音一音の細かな部分を明瞭に聴き分けることが可能になり、さらには残響音が減衰していく過程を最後まで聴きとれることで、音楽の音空間の広さまでもしっかりと感じられるようになっています。

特長
・超低歪を実現する新設計ドライバー「f-Core for Wireless」搭載
・筐体の内部圧力を最適化する「f-LINK ダンピング機構」搭載
・高音質、低遅延のコーデックaptX? Adaptiveに対応
・カスタマイズしたかのような装着感
・至上最高の装着感を実現するイヤーピース
・簡単タッチ操作が可能
・IPX4の生活防水対応
・使い心地を重視した理想的な形状の充電ケース
・2色のカラーバリエーション
・オートペアリング機能搭載
・片耳モード搭載


完全ワイヤレスであることを忘れさせる良質サウンド

「ZE3000」は全てを完全オリジナル設計とし、納得できる音質を実現したというブランド初の完全ワイヤレスイヤホンだ。

専用ドライバー「f-Core for Wireless」を搭載。シリコンエッジを採用しつつ、射出成形によって振動板を形作ることで接着剤の使用を排除。イヤホン内部の音響空間の圧力を最適化する「f-LINKダンピング機構」と合わせて、さらなる音質向上を図っている。

他にも、歪み率0.8％を実現し、aptX Adaptiveの48kHz/24bit再生にも対応するなど、高音質を徹底追求。さらに3点支持デザインによる安定した装着感や、触れ心地の良い塗装仕上げなど、モノとしての魅力も兼備する。

その音質はフォーカスがよく解像感も高い。finalが日頃からアピールする、トランスペアレントな音という表現がピッタリで、クラシックからJポップまであらゆるジャンルの魅力をしっかり引き出す。

ピアノ演奏はタッチのニュアンスまで伝わり、きめ細やかに表現。ドラムのハイハットの音などもリアルで、空間表現も的確だ。完全ワイヤレスイヤホンであることを忘れてしまうほどの魅力ある音質といえる。

文：野村ケンジ

※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。

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