泣く子も黙る問答無用の大傑作！本作を見ずにアメリカ映画を語る資格なし。映画の神ジョン・フォード監督の最高作にして、アメリカ最大の発明品“西部劇”の頂点に君臨するのが「駅馬車」である。いわくありげな乗客を乗せアリゾナからニューメキシコまでひた走る駅馬車を舞台にドラマティックなエピソードを盛り込み、インディアンの襲撃や無法者との決闘までつめ込んだ究極の娯楽アクション。音楽、脚本、撮影、俳優全てが完璧で筆舌つくしがたい面白さ。血湧き肉踊り、笑いと涙のフルコースで見るものをノックアウト！映画評論家故淀川長治氏が“世界映画オールタイムベスト10”の第1位に挙げた映画の国宝ここにあり。【ストーリー】開拓時代のアリゾナ州トントに、ジェロニモがアパッチ族を率いて焼き打ちを始めた、という情報がもたらされる。ここからニューメキシコ州ローズバーグに向かう駅馬車は、家賃が払えなくなった飲んだくれの医師ブーン（T・ミッチェル）、町の婦人会に追放された娼婦のダラス（C・トレヴァー）、次の駅のアパッチフィールドにいる中尉の夫に会いに来た身重のルーシー、ルーシーの護衛が必要と主張するギャンブラーのハットフィールド（J・キャラダイン）、大人しい酒の行商人ピーコック（D・ミーク）の5人の乗客、そして御者のバック（A・デヴァイン）と護衛の保安官カーリー（G・バンクロフト）を乗せて出発する。途中、電報が不通になった隙に鉱山の給料5万ドルを横領した銀行頭取のゲートウッド（B・チャーチル）が乗り込んでくる。騎兵隊の護衛と共に駅馬車が進んでいると突然、銃声がして馬車が止まる。そこに立っていたのは脱獄して、懸賞首となっているリンゴ・キッド（J・ウェイン）だった。【収録内容】Disc-11．駅馬車国内初Blu-ray化/99分/封入特典：解説書/デジタルリマスタリング